猫でも3日でお手ができた。クリッカートレーニング日誌①

猫ズのちゅーる欲を利用して、技のトレーニング(クリッカートレーニング)をやってみることにした。

賢いはずのサイベリアン、どこまでやれるだろうか?

…3日後、そこには戸惑いながらもお手(タッチ)をする猫ズの姿があった。

お手をする猫(サイベリアン)①ノーチ3日目
お手をする猫(サイベリアン)②ウートラ3日目
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1.発端:ちゅーる依存症の猫ズにうんざり!

これは永遠にちゅーるを要求する猫ズ

最近猫ズのちゅーるへの情熱が激しすぎてちょっとウンザリ。
家族で唯一、ちゅーるをくれる私を見るとずーっと要求してくる。
朝起きてから寝るまで、ちゅーるのことしか考えていない。
あげても次の瞬間にはリセットされ「何も食べてないかわいそうな猫です」の顔で再スタート。
消費量もどんどん増えてきてちょっと馬鹿にならない。
これはまずい、なんとかしないと…と考えていると思い出したことがあった。

2.ちゅーる欲を利用して「クリッカートレーニング」しよう!

以前、猫ズが来たばかりの頃「クリッカートレーニング」を挫折した。
クリッカートレーニングというのはクリッカーというものを利用して、技を教えるトレーニング方法だ。

クリッカーと言うのはこういうカチッと鳴らすためだけのやつ。

基本的な手順は

  1. 猫が技をやる。
  2. ②クリッカーを鳴らす。(正解!ご褒美の合図)。
  3. ③おやつをあげる。

これを簡単なことから初めて段々複雑なことにチャレンジしていくのだ。

以前やろうとしたときは、おやつにあまり関心が無かったのでうまくいかなかった。
だが今ならいける!気がする。

サイベリアンは賢い猫だと言われている。
ロシアでは以前、サーカスにもいた程なのだ。

3.トレーニングの目的は遊びだけじゃない

クリッカートレーニングの目的は、技が楽しいと言うだけではない。

クリッカーを通して、「自分が何を伝えたいのか」というのを理解してもらう助けになる。

爪切りやトリミングでおとなしくしてもらったり、病院への移動や避難のときにキャリーに入る指示など、コミュニケーションを深める意味でも相当役に立つものなのだ。

4.3日で完全習得!?

前回挫折したときに読んでた本の内容、うろ覚えだけどやってみる。

1日目:クリッカー=ご褒美ちゅーるを覚える

まず最初はクリッカー=ご褒美の合図を覚えさせる。
指を顔の前に持って行って、猫が鼻でタッチしたらクリッカーをカチッ!
そしてちゅーるをサッ!猫ペロッ!
これが基本中の基本。まずはここからはじめてみる。

右手にクリッカー、左手にちゅーる。
本では指じゃなくて棒を使っていた気がする。

ここまでは簡単簡単!できてる!!
簡単過ぎて理解できているのかちょっとよくわからないが、初日なので今日はここまで。

2日目:ウートラさん、お手(タッチ)を覚える

猫の前で指をぴろぴろっと動かして、タッチしたらクリッカーカチッとやる。

繰り返しやっていると、あっさりお手習得したウートラさん。

ちゅーる欲が強い分、習得が思いのほかはやい。

あっさりお手(タッチ)習得してしまった。

ノーチさんは、いない間に弟の訓練が進んでいて、出遅れ感でふてくされ。

3日目:ノーチさんもお手習得(なげやり)

ノーチさんもお手ができるようになった。

先にできるようになったウートラさんに散々邪魔されたが、わりとすぐにできるようになった。

4日目:2匹ともお手&タッチは自由自在。

2匹とも、安定してお手&タッチを繰り出せるようになった!

こちらが手を出すと、奪い合いになる。

5.気づいたこと

2匹でトレーニングするメリット&デメリット

一番初めの段階では、2匹いることでちょっと困難があった。

2匹いると、どちらかが成功した時にクリッカーを鳴らしてしまうので、最初の「成功⇨クリッカー」のつながりを理解させるのが難しかった。

どっちに指示を出しているのかもわかりづらい。

 

しかし、そこを乗り越えるとメリットが大きくなってきた。

先に習得したウートラさんの様子を見て、ノーチさんはやり方を真似しているように見えた。

また、ちゅーるを獲得したいために、率先して動くようになったのだ。

サイベリアン(大型猫)ゆえのアドバンテージ

おやつを無限にあげ続けるわけにはいかないので、トレーニングはあまり長くは続けられない。

そこのところ、サイベリアンは大型猫ゆえ、比較的たくさん食べさせることができ、試行回数が増えるのだ。

ちゅーる騒ぎが軽減された

以前は、無限にちゅーるを欲しがり鳴き続ける猫ズに辟易していたが、トレーニングをはじめてからはあまり要求で鳴かなくなった。

トレーニングでチビチビちゅーるをもらうことで満足感が上がったのかもしれない。

ちゅーるが欲しい時は手をタッチしてきたりして、ちょっと犬っぽくなった。

6.今後の目標など

お手はあっさり習得できた。本にはもっといろんな技が載っている(鳴く、レッグジャンプなど)ので、色々やってみたい。

あとは、仲良し2匹を活かして合体技の構想がある。タッチから簡単に派生できそうなので、「猫同士のハイタッチ」「猫同士のナデナデ」というのを今構想中。

7.今回使用したもの

・教科書:猫との暮らしが変わる遊びのレシピ

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ちゅーる

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