カメ水槽でネイチャーアクアリウム①カメがいてもできる事を考える

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カメ水槽をもっとネイチャーアクアリウムらしくしたい

90cm水槽でカブトニオイガメを飼いつつ、水草水槽となんとか両立させている。

しかし最低限の両立でしかなく、ネイチャーアクアリウムとは程遠いものとなっていた。

本来、ネイチャーアクアリウムとして始めたのに、合流したカメに水槽を乗っ取られてしまった!

ネイチャーアクアリウムとしてやり直すため、試行錯誤してみたいと思う。

最終目標は、「亀のいるまま世界水草レイアウトコンテストに出る」ことだ。

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世界最大の水草レイアウトのコンテスト

現状の90cm水槽

現状の水槽は↑のとおり。

低床はコロラドサンドを極薄。

大きめの流木を1つだけいれ、活着性の水草を巻き付けている。

水草の種類はミクロソリウムボルビティスだけだ。

カメによる制限

今の構成になった理由は、下記のような制限があるからだ。

カメが穴を掘るのでソイルは使えない。巻き上げて成分が溶け出して苔だらけになるし、フィルターがすぐに詰まる。
ソイルが使えないので、活着性の水草しか使えない。
小さな流木は亀が動かしてしまうので、大きな流木ひとつのみを入れている。

カメのいるままネイチャーアクアリウムにするにはどうするか?

実は、前々から参考にできそうだと思っている水槽がある。

これだ。

すみだ水族館の入口にある「自然水景」。

ADAの天野氏の手がけた水槽だ。

規模はかなり違うが、参考になる。

低床が砂だし、活着性水草を用いている。

あとは同じくすみだ水族館のこれ。

雲山石の巨大版のような溶岩石。これを採用しよう。

ミスト式で雲山石にウィローモスを活着させる

水槽は一つしかないのでリセットはしない。

カメがいるので、水槽の中で活着を待つことはできない。

なのでミスト式で、活着したら水草に入れることにする。

ミスト式というのは、注水しない状態で水草を活着や成長させる方法だ。

霧吹きなどで湿らせ、ラップなどで湿度を保つ。

タナカカツキ氏の水槽学部のブログを参考にしている。

京都精華大学水槽学部
京都精華大学水槽学部とは... 自然への理解を深め、芽吹く命とともに美しいデザインを学ぶ。タナカカツキ客員教授により設立された架空の学部です。

初日の様子

たまたま良いサイズの雲山石が手に入ったので、モスをミスト式で活着させてみよう。

あまりコストはかけられないため、家にあった100均の容器を使う。

照明も、90㎝水槽の光をそのまま流用する。

モスを貼り付け(置いただけ)。せっかくなのでミクロソリウムナローも穴に突っ込んで活着するか様子を見る。

メイン90cm水槽手前にテーブルを置き、照明を借りる。

 

ラップをかけるとこうなる。

カメも気になる様子。

あとがき

うまく活着するかはわからないけど、これで1カ月ほど様子を見てみよう。

今2月で気温が低いのが気がかりだ。

世界水草レイアウトコンテストへの道は遠い。

遠いが、一歩近づいた。

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